TOEICテストのPART7対策と、英検準1級受験対策を見据え、英検分野別ターゲット 『英検準1級長文読解問題120』 を購入。長文に慣れ、ダブルパッセージをすらすらと読みこなせるるようにと。
本書の内容は、ウォーミングアップ問題、語句空所補充問題の攻略法、内容一致選択問題の攻略法、模擬テストの4部構成。ウォーミングアップ問題は5分程度、その他は10分〜15分の解答時間。
TOEICのPART7では、ダブルパッセージの5つの設問に、約5分の解答時間。文字数はそれほど変わらないものの、英検準1級の方が、難しく。その分、解答時間が長く見込まれているもよう。
今日解いた語句空所補充問題には、「A Measure of Success (成功の指標)」のタイトルが。ブータン政府の提唱する「国民総幸福量(GNH)」に関する内容。TOEICの問題とは、趣が異なり。
この、GNHの考え方を支持する英国の政治家リチャード・レヤードはビジネスにおける標準的な指標の1つとして、労働者の自己充足を提案。幸福は、愛情に満ちた関係とコミュニティの絆次第とのこと。
資本主義経済における付加価値の合計であるGDPは、量的な指標。一方、GNHは質的な指標。利益を追求する企業も、経営指標の見直しが必要!でも企業内で、愛情に満ちた関係は作り得る?
戦後、焼け野原からの復興を成し遂げた日本。物質的な豊かさは実現できたものの、精神的な豊かさは未だ実感できず。児童虐待、学生のいじめ、職場のパワハラなど、英検の問題は考えさせられ。

↑ 語句空所補充問題―練習問題

↑ 語句空所補充問題―解答・解説 |

英検分野別ターゲット
『英検準1級長文読解問題120』―株式会社旺文社 |